新垣ひとみ選手! ~さよならの向こう側?~5

さあ自分の予想は当たるのか、(いい意味で)裏切られるのか3本目

まだダメージの残っている新垣選手、劣勢で始まります。
髪を掴んでの迫力ある攻撃!

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さらに攻める南選手、ボディスラムからのボディプレス
(ボディスラムがやや中途半端でしたか。 受け手は新垣選手なので、もっと大胆にいけたかも。 今後の伸びしろですね
ここでも視聴者を魅せる新垣選手

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まだ南選手の攻撃は続きます。 コブラツイストに足4の字固め。
この頭を抱えるリアクションが実に良いです

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普通ですと、4の字を掛けられている側は、イイ喘ぎ声を出してくれながらも、ある意味‘休憩’なのか、じっと横になっているケースが多いかと思います。
ですが、このシーンでは新垣選手が渾身の演技をしてくれています

この後も、キャメルクラッチ、首4の字固めも受けてしまい、もうフラフラ・・・
安藤あいか選手のラストのように、一方的な展開になってしまうのか(しかしまだ時間はある、、いやいや

パワーボムも喰らってしまいますが、執念で返す

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そして、ついに追い込まれた新垣選手が放ったのは、、、なんとローブロー

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これは想定外でした。

過去に敗戦した試合は結構ありますが、それはあくまでフェアプレイを追求してのものでした。
トップの座に君臨している新垣選手の正真正銘のピンチ
南選手の実力を認め、泥臭くても勝利をという姿勢を、視聴者の目に焼き付けているような気がしました。


さあ、ここから新垣選手が息を吹き返す。
そう簡単には勝ちを譲る訳にはいきません。 新垣選手はここで終わるような選手ではないのです。

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綺麗な弓矢固め。 これも南選手に伝承したい技なのかもしれません。
(FG16で見事に伝承してました

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そして格の違いを見せるかのように、キャメルクラッチを掛けながら、シューズのヒモを入れる余裕が。
南選手の健闘もここで終わってしまうのか

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いやいや、これから続く新垣選手の怒涛の反撃を耐えてこそ、後継者に相応しい選手になれる!
どう巻き返すのか、南選手。





新垣ひとみ選手! ~さよならの向こう側?~4

バク転ボディプレスを誤爆した新垣選手が、一方的に攻められていきます。
足4の字固め、そして最近バトルリングで多用されている股裂き攻撃

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そして豪快なスープレックスを決めた南選手、新垣選手をコーナーに登らせて、これまた威力満点の投げ技
(ジャーマンに限らず、足腰が強靭なのでしょう、南選手の投げ技は安定感がありますね  このあたりは、全盛期の遥めぐみ選手を彷彿とさせます)

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胴締め&ドラゴンスリーパーで、ここで落ちてしまうのか・・・
(安藤あいか戦や、遥めぐみ戦では、2本目がスリーパーでのフィニッシュ(いずれも新垣選手が奪う)でした。 逆の立場になっても仕方がありませんが、ここはジャーマンまで辛抱  

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さらに腰にもダメージを。 新垣選手最大の弱点を攻めるのは、プロレスの鉄則

南選手は、まだまだポテンシャルが高いと思うので、ロメロスペシャルや弓矢固めも習得できそうな感じがしました。
(FG16では、実際に横山選手に弓矢固めでギブアップを奪ってましたよね

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反撃ができない新垣選手。 もしかしたら、ジャーマンの他に、南選手にどのくらい技の引出しがあるのか? あえて体感していたのかも、と感じていました。

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それにしても、試合中の南選手は、身体全体から闘志がみなぎっています。
(とてもAV女優さんとは思えませんが、そのギャップも魅力なのでしょう)



再び力感のあるスープレックス、ボディスラムを入れてから、いよいよフィニッシャーであるジャーマンスープレックスに

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うん! マーベラス
どちらもしっかりとした体勢を取れていて、カウント3どころか、10でも持ちそうな抜群の安定感。

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ジャーマンスープレックスの先駆け・新垣選手が、後継者の技を受け止めて、2本目が終了。

自分がツボなのが、ジャーマンの姿勢に入った時の、相手選手の表情
「喰らいたくない」という表情を全面に出しながら、観念して受け身の準備に入る瞬間がイイんです。

できれば今回、新垣選手にはふてぶてしいまでの落ち着きがあっても良かったかな
(ロープにしがみ付いて「イヤぁっ」というよりは、「受けてやるよ」的な。 でもセクシーさを追求するキャットファイトなので、こっちのリアクションの方で良かったと感じます



フラフラになってしまった新垣選手ですが、南選手の水着を掴んで、「まだ勝負は終わっていない」アピール。
このあたりは、さすが役者

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このシーンでは、MIXタッグ戦での安藤あいか選手との絡みや、牧野絵里選手との一戦を思い出してしまいました。
(牧野絵里選手との試合の方が、よりマッチしてるかな?)




南選手の十八番・ジャーマンスープレックスをお約束どおり受け切って、これで1-1。


この時点で、最後の3本目は、新垣選手の元祖・ジャーマンを披露してもらいつつ、トドメは歴代の名選手がギブアップしてきた、王道・逆エビ固めを南選手が決めて終戦と予想。

又は可能性は低いものの、番狂わせバージョン
ジャーマンか、三冠戦のフィニッシュとなった逆エビ&キャメルクラッチの複合技を南選手に決めて、勝利を収めた上での‘引退宣言’という演出もアリか。


常にドラマチックな演出をしてくれるCロナ監督ですので、まだ思い込みは禁物の気持ちで、運命の3本目へ。





新垣ひとみ選手! ~さよならの向こう側?~3

キャメルクラッチもしっかり極まってます。
両者ともにロングヘアーだと、この技はより官能的。  南選手の耐える表情、グッドです

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この試合では、互いの意地と意地の激しいぶつかり合い
ということでなのか はたまた演出上、遠慮はあえてしないということなのか、互いに髪をしっかりと掴むシーンが観られます。 とてもイイ。。

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自分は、ロングヘアーの女子レスラーが髪を掴まれるシーンは大好きで、shuujiとして女性とプロレスをする時にも、相手の許可が得られると、よく多用しています(もちろん雰囲気重視で、「軽く」ですよ

そしてジャーマンよりも、十八番なのは、なんといってもドロップキッ~ク
これが出ないと、新垣選手の試合らしくない。

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ジャーマンスープレックスは、対戦相手の南選手が後継者になれそうですが、このドロップキックを使える選手はどうか
今後の課題でしょうか。 

(センス的には、みおり舞選手、渡部アキ選手、横山夏希選手、武藤つぐみ選手あたりに期待したいですね。 
江上しほ選手や小泉まり選手がこなせると、破壊力満点ですが、軽量級の選手の方が見栄えしますかね )

1本目は、この後終始攻め続けた新垣選手がパワーボム

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3本勝負ですので、ここは比較的あっさりめにフィニッシュ。
南選手は、負けん気を全面に魅せてくれます。 普通ですと、失神する勢いの選手がほとんどなので、珍しいかも。
このガッツは買い。



2本目は、南選手がフィニッシャーとして、ジャーマンスープレックスを持ってくるのは確実。
そんな中、まずは新垣選手のフェイスクラッシャーからの、鎌固め。

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気のせいか? この試合では、技を軽めに‘当てている’印象の新垣選手。
(相手のスキルに合わせているのでしょうか。 まあ、ガチでできるのは、男子レスラーや安藤あいか選手クラスぐらいかもしれませんが。)
しかし、ここはパワーボム同様、迫力あります。


一体どこで攻守交代があるのかと思ったところで・・・
バク転ボディプレスが自爆  ここから一気に流れが変わっていきます。
最初に彼女のバク転ボディプレスを観たのは、新山ひかる戦だったかと記憶しています。

本物のプロレスですと、コーナートップからのムーンサルト・プレス、サンタナ・ギャレットのシャイニング・スタープレスといったところでないと、観客は納得してくれないでしょうが、キャットファイトではこれでも十分にトドメになります。

あとは、内村りな選手のロープの反動を使ったボディプレス
(どなたかモノにしてくれないかな~


ここから、あまりに無抵抗な感じで、一気に2本目のフィニッシュまで進んだのがやや意外でした。
3本目に向けて体力温存というのは定石ですが、ここまでいくと、勢いを相手に持っていかれてしまいます。
(vs安藤あいか選手では、安藤あいか選手が攻め疲れてしまい、3本目がドミネーション気味になってしまいました。

比較でいうと、三冠戦のvs遥めぐみ選手の方が今試合に近い印象。(それでもかなり違いますが。 しかし3本目の壮絶さという意味では、実に感動モノでした)





またちょっとインサートで、その三冠戦を

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あまりの消耗戦に、観ている自分も先が見えなくてハラハラした記憶があります。
(新垣選手も、試合後脱水症状になったようです)

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この卍固めでフィニッシュかと思いましたが・・・

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このフィニッシュホールドは、武藤つぐみ選手も小西まりえ選手との防衛戦で、似たような入りで使っていたような気がします。

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そして新垣選手、戴冠の瞬間

疲労困憊のせいもあったのでしょうが、あまりにも劇的で感動的な勝利でした。 しかしベルトを後日返上した時に、「よもや引退」と不安になった記憶が。

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三冠戦を超駆け足で振り返ったところで(詳細は実際の作品でお楽しみください
新垣選手が2本目を失っていく過程を。





新垣ひとみ選手! ~さよならの向こう側?~2

試合前のインタビューから、「大きな区切りを・・」というコメントがあり、「やはり」という予想が確信に。
ラストマッチとして、自分の後継者として南瀬奈選手を指名した(実際に指名したのはCロナ監督)ということでしょうか。


それにしても、いつの間にかコメントに落ち着きが出てきました。 (これまでは緊張感そのままだったような印象でしたが、グッと大人の雰囲気というか色気も

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この試合は3本勝負。
相手が南瀬奈選手ですから、当然ジャーマンスープレックスの打ち合いで、実力を認め合う展開になるのは必然でした。

自分の必殺技を見事にこなせる南選手。 
受け側としてはどうかとも思いましたが、今宮なな選手のパワーボムもしっかりと受けられるスキルがありますので心配は無用。


試合開始早々、腕を極められた新垣選手のアクロバチックな切り返しは健在。

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これをさりげなくこなせるのは、古条彩華選手と、同じくピンクカフェの渡部アキ選手ぐらいでは。

この後、豪快な首投げからの首4の字に耐えてからの、腕ひしぎ逆十字固め。
ロープに逃れた南選手に、‘まだまだ! かかってこい

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相手の技をしっかりと受けてこそのプロレスを実践。



このシーンでは、「プロスタイルバトル王道伝承」での早乙女さゆり戦を思い起こしました。 少しインサート


まだあどけなさがありましたね~

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迫力満点の柔道技・背負い投げをウリに、安藤あいか選手にも勝利した早乙女選手。
ただプロレス技、流れが(当然ですが)ぎこちない早乙女選手をリードしていました。

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今回の南瀬奈戦でも披露したバク転プレス(今回は自爆して2本目を失うことに)も魅せながら、最後は投げ技、そして最後は、崩れかけたジャーマンスープレックスを受け切り、早乙女選手を引き立てることに貢献しました

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(それにしても、早乙女さゆり選手・・・惜しい選手でしたね~。。 もっと活躍して欲しかった

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試合に戻って。

ロープに振られた新垣選手でしたが、ラリアットをかわしてドロップキック

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しっかりと決めている逆エビ固め。

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お尻をしっかりと落としての逆エビ固めも、彼女の得意技。
この技は安藤あいか戦や、MIXタッグでのザ・コブラ戦での逆エビが印象的でした。





新垣ひとみ選手! ~さよならの向こう側?~

「ファイティングガールズ16・ファイナル」興行の前に、「ファイティングガールズ16 THE FINAL 開催記念スペシャルマッチ 新垣ひとみvs南瀬奈」(バトル様)を観ました。


かねてよりCロナ監督のツイッターなどでも、‘神試合’と評価されていただけに、この作品も購入しない選択肢は、自分にはありませんでした。



もう既に発売されており、ご覧になっている方も多いことでしょう。
その前から、2ちゃんねる等でも、ネタバレに近い事を書き込みされていたので、結末はおおよそ見当がついていました。

新垣ひとみ選手が負けるということ。

ただ、プロレスというエンターテインメントで考える際、敗北は大きな意味を持ちません。
なので、試合結果は想定内でしたが、それだけではないだろうことも、薄々察してしまいました。



偉大なキャリアを経てきた選手の、「引退」。。。

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これまでもデビュー戦の日高ゆりあ選手戦(たぶん)をはじめ、戦績だけを調べれば、勝率がある程度高いというだけの選手かもしれません。
ですが、プロレスは「いかに相手の魅力を引き出すか」、「いかに視聴者・観客を満足させるか」であるというのが自分の持論(世間的にも恐らくそうでしょう)。


その意味では、金城真央選手を一躍表舞台に出すキッカケとなったFG大阪大会、大器の予感がしていた早乙女さゆり選手戦(残念ながら安藤あいか選手との対戦以降、日の当たる舞台に出ることなく引退)。 
また、FGでのタイトル戦後の繋ぎの問題で、国見奈々選手とのフルタイムドロー。


いろいろ思い出してしまいますが、新垣ひとみという名レスラーだからこそ、様々な伝説を作っていったのでしょう。



「無冠の女王」という響きも秀逸でした。

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そんな彼女でしたが、遥めぐみ選手から3冠タイトルを奪い、またYUE選手からFGタイトルも奪取。
しかし、ともにすぐに返上。

強い相手と闘いたいという立場がブレることなく、それがまた根強い人気を誇っていたのだと思います。



どんどんと魅力的な選手が出てきて、世代交代は必至でしょうし、あまり露出が過ぎてしまうと飽きられてしまうという点はあるでしょう。
さらに本人の体力の衰えなども当然あると思います。


ですが、彼女はバトルのリングにおいて、大きな貢献を果たしてきました。
しかし、彼女のレスリングスキル、視聴者・FGの観客を魅了するパフォーマンス。


その名選手の試合を最後に観れるのは・・・。 
ライブではFG16ファイナル。

YUE選手がいつの間にか、ジャーマンスープレックスを習得していたのには驚きましたが、それも含め王道伝承。

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そして今作で南瀬奈選手を後継者として認めることで、これで見納めとなる・・・

と感慨にふけっていたら、ふと山口百恵さんの「さよならの向こう側」という曲を思い出してしまいました。



「何億光年 輝く星にも 寿命があると 教えてくれたのは あなたでした
(中略)
約束なしの お別れです
(中略)
今度は いつと言えません
(中略)
きっと私忘れません 後姿みないでください

Thank you for your kindness
Thank you for your tenderness
Thank you for your smile
Thank you for your love
Thank you for your everything さよならのかわりに  」



ちょっと何言ってんだか分からない
という方もいらっしゃると思います。
頭の中を急によぎっただけです、スミマセン




自分としては、この試合は、「新垣ひとみ引退試合」と思って鑑賞しました。

ですので、あらかじめお詫びも。

新垣ひとみ選手中心になり、南瀬奈選手のレビューを十分に書けないかとは思いますが、お付き合い頂ければ光栄です。

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Author:shuuji
ミックスファイトをこよなく愛する中年・男子レスラーです。
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